走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

権利教育は大事

a-katu.hatenablog.com

 上記記事のコメント欄で「ネットの画像の無断盗用した看板」について少し触れたが、そう言うのっていくらでも、これからもあるんじゃなかろうか? コメント欄で述べた例の他に、マイナーなマンガ誌の表紙絵を裏焼きトレスした看板の話もツイッターで見た事あるし。どうしてこう言う事が起きるかだが、まずネットの普及で画像の無断盗用がむかしよりしやすくなった事があるが、そう言う事をする不心得者が出るのはなんでよって話で。これはオレの推測の域を出ないが、それも日本人が権利と言うものの扱いがド下手だからではないかと。だから平気で盗用が起きてしまう。日本以外の国だってあれだが「歴史をたどれば、どこの国もスネにキズ持つ身よ!」*1とは思う。だが、多くの者が他者の権利にもうちょっと慎重なら、無断盗用でひと稼ぎしようと言う不心得者もグッと減るだろう。これは「マンガはパクリの文化です!」と言う、みなもと太郎の言葉とは話が違って、描く側の権利意識もまた問われる話かと。オレも含めて、描く側が無断盗用されにくい発表のしかたに対応しきれてないっつーか……。最近はNFTアートなんて言う、電子画像による創作物の新しい形*2もあるけど。

 使う側の意識に左右されるのは、コンピュータもネットも同じ事なんで「無断盗用すんな!」と言うだけでは変わらない気がして「日本人が権利と言うものの扱いがド下手」な点に言及してしもうた。話が大きくなりすぎているのは自覚しているけども、それでも題名のように思うわけです。んで、オレは性教育にしても「自分や他人の身体や人生を守るための権利教育」でもあると思っている。性教育や人権教育やマネー教育が日本で根付かないのは、それが根付くと子どもが将来悪人のカモになりづらくなるからじゃねえか? とも思ってしまう。そこまで言うとますます話が大きくなるけど、前から漠然と思ってはいたのよ。話を戻すと無断盗用の厳罰化もインターネットの免許制導入も、効果は薄いか、ない気はする……。

*1:当然、日本も。

*2:確かブロックチェーンかなんかを応用した、保護された電子画像だとか。