中一の時にオナニーを覚えて、それくらいしか楽しみがなかった時期があった。そりゃ、ガキにとっちゃ気持ちいい事なんだが、最近も毎朝してるって、どうよ? 話を「オナニーくらいしか楽しみがなかった時期」に戻そう、友達がいるでもなければ、金があるわけでもない。そんな中学生が出来る娯楽と言えば、オナニーくらいしかないでしょうが。しかし、オレの中学時代は、まだ「後ろ暗い行為」として学校が言及していたくらいだし、思春期だから罪悪感もあった。それで「オナニーすると、悪い事が起きる」と言う「前後即因果の誤謬」をやらかした……。何やってたんだ、オレは。おまけに家族に性の悩みを相談出来る空気もなく、すっげえ悶々としていた時期があった。それがのちに宗教に引っかかる一因でもあった、くそっ! 宗教やめた反動で性欲が強くなってしまったが、セックスはなかなか出来んかった。それらが今になって悔やまれてなあ……。悔やみつつ、最近もオナニーしてるんだけど。そう言う自分が悲しい、好きな事してるはずなのに、なんでよ。マー、孤独を思い知っているからでしょうねえ……。
と言うか、最近また自分の好きな事をしてる時に、むなしさや悲しさが襲って来る事があって。なんかこう、世の中がどんどん嫌な方に向いてるのに、楽しみなんかと言う気持ちになると言うか。「世の中がどんどん嫌な方に向いてる」って言うのは、ウクライナ危機とか、日本のいろんな事へのスットコぶりとか、いろいろあってね……。ちくしょう。これで悲しまんで、何を悲しめと言うのか。……書いててますます悲しくなって来たな、結局何が言いたいんだオレは。悲しかったり辛かったりする時の慰めが少ない上に、数少ないそれらにさえ没入出来んから、思考はますますげんなりしてますよ。そんな時、オナニーにまつわる思い出を語り出して、余計にげんなりして……。バカかオレは。