「創作同人電子書籍」いっせい配信に向けて、準備は着々と進んでいる。全１９ページのマンガが１１ページ完成し、いろいろ準備に着手出来る事になった。前回参加したのが半年くらい前の事なんでいろいろ忘れたけど、なんとかなるだろうと……。
それにしても、前から「締め切りが、あると描けない。ないと描かない」と言って来たが、いっせい配信に参加する事でより痛感した。「この作品を、この期日までに仕上げるぞ」と言う気持ちがないと、マンガなんて描けんのだ。その意味では、オレがマンガ描きで苦労していたのも頷ける。そうなると『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の１話脱稿は、奇跡的な事だったかも知れん。途中でいっせい配信に参加するつもりになったのはあるけど、足掛け４年まるで目処もなく描いていたんだからな。よく完成させられたよ。今回参加する予定の作品はチャレンジャーズの２話だが、１話脱稿からの制作期間は約４ヶ月……。もう少し延びるかも知れんけど、１話ほど時間はかかっていない。前回描けた経験などが、オレを底上げしているのだろう。とは言え、まだ完成度は上を狙えるのではないかと言う欲もあるが、それが今まで作品を完成出来んかった理由でもあるから、慎重にならんとな。
ところでオレは、この年までマンガをマトモに描いてなかったのかも知れない。そりゃ３０年くらい前は新人賞に応募したりもしたが、描く環境は整ってなかった。その理由をぐずぐず言っても仕方ないが、最近やっとマトモにマンガ描いてると言う実感が持ててる。それはサブカルビジネスセンター（以下、サブカルＢＣ）に入ったり、それを機に創作のための環境を整えたり、いっせい配信に参加したりと、創作についての状況の改善が続いたからだ。世界は決して明るくないけど、創作はそんな暗い世界の道先案内の灯火になってる。うれしい事だ。なるたけ長く、こうしていたいものですね。
