走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

最悪の想定は、自らの最悪の部分の露呈

 この事件の詳細や被告側の主張はさておき、判事の言葉にドキッとした。一般論としたら相当重い言葉だし、オレも自分の中の悪意を、他者に勝手になすりつけていやしないかと思うと、どうしてもね。たとえば、世間の「アニメ絵」に対する悪口への怒り方とか。悪口を言う連中に「こいつらそのうち、オレを殺しに来るんじゃないか?」とまで怯えていたのは、オレが奴らへの殺意を抱いていた裏返しと言えるし。マー、自分の絵の好みをさんざんばら悪し様に言われ続け、その件で家族に虐待まで受けてたらねえ。しかし悪口言う連中をほっといて*1描けばよかったんだ、ちくしょう。

 とりあえず、なんでも悪意に解釈しないようにせんと。こないだだって、コメダ珈琲で絵を描いていたら隣の外国人男性にスマホの自動翻訳アプリを介して絵を褒められたと言うのに、そのあと「あれは実はアプリの文章を読み間違えていて、非難されていたんじゃないか」と不安になっちまったし……。あまりにも物事を悪く解釈しすぎ! なんでもっとムシのいい考えが出来んのかな、オレは。それだけ性格がねじ曲がっているのか、トホホ。マー、そうなったのは、長年周囲が邪悪だったからなんだろうけど。これは実際酷い目に遭った故の結論で、最悪の想定とは言わんぞ。

*1:それも時と場合によるが、言い出したらキリがないので割愛する。