走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

もう少し世界を信じられたなら

 ふと思ったけど、オレがもう少し世界を信じられたなら、こうまで苦しんで生きたり、時折捨て鉢になってしまったりもなかったろうな。ところがそうはいかんのだっ! 世界の中の悪意に、酷い目に遭わされたからな。書いてて悲しくなるから、詳述しないけど。現に辛い過去がフラッシュバックして、書き物もしんどい。いらん事描くんじゃなかった……。と言うか、世界を信じるって、なによ。「この世界の住人は、オレを酷い目に遭わさない」と言う事や「生きていれば、いい事はある」と言う事を信じられるって事でもあるんだが、前者は心もとない。実際、何度も酷い目に遭っては……。

 もっとましな人生を送りたかったと言う願望が、オレに創作をさせてるのも否定出来ん。実際、オレの描いてるマンガの主人公、オレより恵まれた連中ばっかですよ。おっと、オレ自身を描いてるエッセイマンガは別な。マー、エッセイマンガとて、オレの人生のドロドロとした部分は切り落としているかも知れんけど。エッセイマンガについてだけど、世話になった人から勧められた時は、すっげえ苦悩した。自分の人生に向かい合うのが、すっげえ苦痛だったし「もう、オレの人生についてはブログで語ってるんだからいいじゃねえか」とも思っていたし……。おまけにマンガは文章より目立つから、繰り言になるけど「関係者からの報復」も怖かったし。しかしながら、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)で別名義で描いてるエッセイマンガは100回を突破した。エッセイマンガ描くのを勧めた人の目が間違ってなかったのか、精神障がい者として世間でどう生きているかと言う事を書き続けたオレの力なのか分からんけど。なんでそんな言い方をするかって聞かれたら、描いたのはオレ自身だと言うのを忘れてはならんので。

 創作の中にしか「上物の人生」がないと思い描いてると言うのも悲しいが、そう出来るだけ未来に期待しているんじゃないかとも、今は思う。それもサブカルBCに通う事で、少しは世界に対する信頼を取り戻したからだろうけど。それがなかったら、今頃どう言う事になっていたか……。世界に対する信頼を取り戻した分、冒頭で挙げた「もう少し世界を信じられたなら」と言う後悔も出たんだけど。わかんねえかなあ……。