走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

絵を描く事について、弱音を吐く

a-katu.hatenablog.com

 上記記事で、絵やマンガ描きについての弱音を吐きたくなったと書いたので、いささか危険だが書く。何が危険なのかは、後述するけど。オレは今、(趣味の範囲で)自分の描きたい絵やマンガを描く事はもう出来んのじゃないかと、弱気になっている。時間が取れなかったり、何より自信がないので。自信がなくなった理由は上記記事でも触れたpixivで堂々値切って来た奴はじめ、オレの絵やマンガについて嫌な事を言って来た連中の事が一番大きい。次いで、名聞餓鬼や称賛乞食になりたいわけじゃないが、励ましてくれる者が少ないのもある。それは付き合いがある相手やpixivユーザーやサブカルビジネスセンター(以下、SBC)のツイッターのマンガを見てくれてる人たち*1から励ましや感想が少ないため、たまに来る嫌味がこたえると言うのは大きい。キムイル、大木金太郎。わーい。パタリロの古い古いギャグはいいんだっ! 問題は、オレが絵やマンガを描く事に弱気になってる事だろう? 少なくとも、この記事では。とは言え急に、言及する事を絞り込むのが辛くなったので、話を壊しかねないギャグを挟んだんだけど。閑話休題、SBCで描くもの描く時はそうでもないんだが、自分のために絵やマンガを描く事が辛い時が増えて。この弱気や不安を話せる相手も少ないし、抱え込んでしまうのもなあ。抱え込みは既にオレ自身に悪影響を及ぼしているので、ここで言語化する事で精神的な隘路に陥ってしまうかも知れん。だからこの記事の最初で「いささか危険だが」と。

 この弱気、まだSBCでの活動には影響を与えていないけど、そうなったらどうしたらいいのか……。それはその時の課題として、喫緊の課題はオレが描きたいものは何か、それは今のオレに描けるのかだよ。三年前の西日本豪雨の時、ひたすらマンガ描いて耐えていた事はあったが、それだけのエネルギーは今あるんかいと。そこはあまり言わんけど。だって西日本豪雨より先が見えないコロナ禍に対し、物を言わねばならなくなるかも知れんので。そうなると話が広がりすぎる気が……とまで書いたら、コロナ禍で疲弊したのも弱気の原因かも言う気に。まだそれでへばるには早い*2ぞ、オレ。

 ところで、SBCでエッセイマンガを描いてるが、SBCに入る前からエッセイマンガを描けと知人に言われていたのも大きい。だから下記記事に再録したようなエッセイマンガを描いた事もあったが、その時もきつかった。理由は後述する。

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 描くのがきつかった理由だけど、実はエッセイマンガと言う形で己の恥を切り売りするのが辛かったんだよっ! 描いた話によっては「関係者からの報復」だってあり得ると、戦々恐々だったし。SBCで描いてるエッセイマンガは、講師から「これは私には描けない」とか「これは同じく障がいで苦しむ人に希望を与えるかも」とか言われてそれならと馬力をかけた側面はあるけど、最近ネタ出しがきついのは否定出来ん。精神障がいについて、そうそうネタがあるわけじゃないからな。だから最近はSBC内部の出来事とか、障がい全般の話を描いたりしていたけど……。エッセイマンガは難しゅうおますな。とは言え、SBC以外の場でエッセイマンガを描きたいかと言えば、NOだけども。

 話を最初の方で触れた「オレの絵やマンガについて嫌な事を言って来た連中」についてに戻すが、そう言う連中に合わせて絵やマンガを描く事はない。ないが、20年以上ネットをやってて飛んで来た*3罵声が相当こたえていたんだ。商業ベースで描けばもっと陰口を叩かれ、罵声が飛んでくるんだろうけど、商業作家は出版社の庇護がある*4。あまりにダイレクトに悪口が届きやすいんだ、アマチュアには。それはプロアマ問わず、ネットで話をしてる者にかも知れんけど……。

 もうひとつの「時間が取れない」件に関しては、解決策として「ツイッターから離れる」と言うのがある。あんな猖獗を極める場に長居するより絵を描けと言われたら、返す言葉もないし。前述の「プロアマ問わず、ネットで話をしてる者はダイレクトに悪口が届きやすい」件も、ツイッターを基準に話をしているところはあるが、いささか偏りすぎかも。

 ハッキリ言って、ここまで弱音をつらつら書くとは思わなかった。ストレス溜まってたんかな、オレ。書くだけ書いたら、ある程度気持ちの整理はついた。少し休んで、絵描きを再開する。

*1:今、思いつくのはこの辺だが、見落としはあるかも知れない。

*2:絵やマンガを描く事だけでなく、生活していく上での話だ。

*3:あるいは、それ以前にもあった。

*4:それも古い考え方かも知れない。しかし嫌がらせから作家を守らんで、何の出版社かとも。