走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

「ゴジラは好きだが、自分以外のゴジラのファンは嫌い」問題ふたたび

 2004年から10年ほど、はてなとは別のブログサービスでブログを書いていた*1時、題名にも使った「ゴジラは好きだが、自分以外のゴジラのファンは嫌い」と言う、ある人の発言を基に一回記事を書いた事があった。今回、それを蒸し返してみようと思う。以前「ゴジラは好きだが、自分以外のゴジラのファンは嫌い」と言う言葉を知った時には「そんな事言っても、ゴジラを独り占め出来るわけじゃないのに……」と思ったが、見方を変えて「自分以外のゴジラのファンと、関わり合いになりたくない」と言う意味だとしたら、今のオレは頷くかも知れない。と言うのも、下記記事でも触れたように「オタクである事にアンビバレントを感じ出した」ので。

a-katu.hatenablog.com

 なんで「オタクである事にアンビバレントを感じ出した」とか言うのかと聞かれたら、第一にはオタク界隈に「ネトウヨ」が、ここにもそこにもあそこにもいるからだとしか。前々から「趣味が合う相手だからと言って、その他の点でも意見が合うわけでもなければ、ましてやそいつがいい奴とは限らん!」と訴えていたが、最近のオタク界隈を見ると、猖獗(しょうけつ)を極めているとしか……。さりとて「ネトウヨ」を批判するオタクと思しき「ヨxist」を名乗ってる連中も、イマイチ信用出来ん。名前を挙げて大変申し訳ないが、たとえば「てつまよしとう」とかな……。てつまをはじめ連中は連中で「ネトウヨ」とは違った意味での暴言を吐いてるしなあ……。そんなこんなでオレは、オタクとして一匹オオカミである事を余儀なくされてるのかもと思い「自分以外のゴジラのファンと、関わり合いになりたくない」って心理を、否定出来なくなったんだよ。マー、あまり言うと「自分以外全部バカ学」を実践してしまい、今度は「ネトウヨ」とは違った意味で鼻持ちならない奴になりそうだけど、オタク界隈がツイッターも、オレが参加するオフ会や同人イベントも「ネトウヨ」だらけなのは事実だ。同人イベントでは2006年に「ネトウヨ」に煽られたのが、いまだにこたえて……。何を言われたかは、ここに書きたくない。思い出すのも不愉快なんだっ! あの時「ネトウヨ」とは会話が成立しないと、つくづく思った。それから14年の月日が経って、その時の「ネトウヨ」くらい酷い事を言う奴がオタク界隈に溢れて、とてもげんなりしている。げんなりしているのは、オレも含めた左派の発言が、あまりに弱い事も起因している。左派は左派で「マンガ読むなアニメ見るな」って暴言吐く奴がいるし、さらには「オタク=ネトウヨ」と言う偏見を隠さないのもいるし……。これでは左派にもオレの居場所がない、どうしたものか。「暴言だの罵倒だのでは、あなたもかなり」と言われそうだが、オレは最近それらを振りかざし、言葉で人をタコ殴りにするのは控えてるはずだが……。怒るに値する事をした奴には怒ったかも知れんが、それもいかんとは言わせない。

 話を戻そう。オレが最近、自分の知ってるマイナーなネタを開陳するのを恥じるかのような事を言ってるのも「オタクである事にアンビバレントを感じ出した」のと無縁ではない。「これじゃ、唐沢俊一と同じじゃないか!」と思って……。と、書いていて「オタクである事にアンビバレントを感じ出した」うんぬんも、唐沢みたいにオタク趣味に耽りながら他のオタクをバカにしてるようなもんじゃないかと言う内省が。それでは「ネトウヨ」と化したオタクたちを非難*2出来ない、前後ホコトンにも程がある。さて、どうすりゃいいのか……。仕方ないので、ここでいったん話を打ち切り、後日仕切り直しだ。その時には「オタクである事にアンビバレントを感じた」と言う点の、今回語れなかった部分を中心の予定。

*1:運営会社の、トンチキな判断で削除されたが……。

*2:批判ではない。