走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ああ、他人の作った物語に耐えられん!

 こう言う事を公言するのは心苦しいが、pixivでオレの好みでないストーリーのある絵を連発する人のフォローを切った。相互フォローなら考え直したが、こちらの片思いかつ「オレにとって都合のいい物語」を出す人ではなかったと言う事だし、このままだといらんケチを相手につけだすかも知れんと思い、フォローを切る事に。しかしなー、最近ますます他人の作った物語への耐性がなくなってしもうて……。これではそのうち「見るもの聞くもの何もなし!」な状態になるかもな、オレは。ところで、ツイッターではオレ以上に他人の作った物語への耐性のない者が、大暴れしてはおらんか? オレは創作者の端くれだと思っているから、他人の作った物語が気に入らなければ自分で作ってやろうと言う気にもなるが、世の中の多くの者は、どうやらそうは思わんらしい。なんてこった。オレが他人の作った物語への耐性を失ったのも、ツイッターでの罵倒合戦にさらされたのが一因だろう。「納得出来ない物語かどうか、最後まで見たり読んだりして判断する」のに疲れたのも大きいけど。

 とは言え「お前のその物語には納得出来ない」と言う事が出来ない世の中も、ある意味不健全かも知れんが。批判が出来んと、物語に対して賞賛か無視かしかなくなるし。とは言え、批判なんて簡単そうに見えて実はとても難しい行為なんだが……。批判と誹謗中傷の間には、淡水と海水の境目の汽水域みたいなものがあるし。おまけに、だいたい誹謗中傷に堕してしまいがちだ。これは自戒を込めて言っている。マー、創作と言うややこしい事をするため自分のリソースを振り分けたオレみたいな者こそ、納得出来ない物語へのアンチテーゼを作って行くしかないのだけど、寿命が尽きる前にそれは出来るんだろうか? 何を描いても力不足を感じてなあ。だから50に突入しそうなのに、サブカルビジネスセンターで学んでるんじゃねえかよとも言いたくなるがな。と、書いたところで話が続かなくなった。「どうすれば他人の作った物語への耐性を取り戻せるか」を考えてもいいんだが、くたびれてこれ以上頭を使いたくない。