上記記事の続き。2019年4月、サブカルビジネスセンター(以下、SBC)の教室が現在の広島市中区上八丁堀に移り*1、絵の勉強を続けていた時、講師から「絵だけでは、ほとんど収入に繋がらないから、こちらも勉強してください」と、Adobeのイラストレーターを学ぶように言われ、必死に学ぶ。こう言うデザイン系のソフトは全く触った事がなかったので、難しい事難しい事……。しかし、しばらくすると理解が出来、少しずつかっこうがつくようになった。そして、イラストレーターやCLIP STUDIO PAINTでTシャツの柄を描いたり、並行して絵の基礎を学んだりの日々が続く。正直、後者は不安もあった。自分の身になっているのかと言うのが、分からなかったために。しかし、今になってみたら絵の基礎は自分の血肉になっている。焦るこたあなかったな……。
ちょっと話がずれるが、SBCに通っていて、自分の伸びしろみたいなものが残っていたのに驚いた。前述のAdobeのイラストレーターの件もそうだが、人間一生勉強じゃの。もうひとつ、これは「新・オレのマンガ道」シリーズで何度か触れると思うけど、オレがSBCに草鞋を脱ぐ決意をしたのは「時にあなたたち、面白そうな事しているじゃない? わたしもまぜてよ」と言う気持ちからだ。実際、2019年には面白い事がいろいろ出来たし。それが今年になってから、コロナウイルスのせいで……。話を戻して、2019年9月頃、SBCの講師に「私も4コマ描きたい」*2と申し出てOKを貰い、『ある日の乗鞍家』を描きはじめた。(続く)