あー、いろいろ見聞きしてたら世の中にうんざりしちまって、迂闊に言ったら抜き差しならない事になりそうな事を考えていた。題名にも書いたが、憎しみの矢を放ちたいわけじゃないのに。そんな間違った相手にしか刺さらないものを放ってどうすんだと、自分に何度言い聞かせた事か。何にうんざりしてるのかは、言うとさらにうんざりしそうなんで、言えないけどな。
それにしても、だ。オレはなんでいやな事を思い出したり、うんざりするような話ばかりに目を向けたりするのか。「目をそむけちゃいけない現実」を踏まえて、これからどうするかを考えたかったからと言えそうだが、それでもある段階から手段と目的が逆転してしまったのかもな。その意味では、大失敗である！ 「現実」を何もしない口実にしている、世間の凡夫俗人と一緒だ。オレも凡夫だが、「現実」を何もしない口実にはしたくなかったのによおーっ！ その辺でストレスが溜まり、あわや憎しみの矢を放ちそうになった。反省反省。
これ以上は、ひとりでどうにか出来る話じゃないと、世の中見ていて思ってはいるが、以前別の記事で書いたように、オレには人を組織する能力やオルグする才能がない。あればオタク界隈や表現規制反対派の中で、孤立なんかしておりゃせんわい！ そう、世の中へのうんざりの一因は、ここにあるのだ。オタク界隈も表現規制反対派も、むかしとは様変わりしちまって……。言ってもせんない気はするが、黙っていれば客観的な状況が好転するわけじゃないし。この辺のジレンマもまた、うんざりを招いていると言って、この記事終わりにする。前述のとおり、ひとりでどうにか出来る話じゃないので。
