走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

偽りの愛、偽りの希望

 オレが宗教に走り、ロクでもない教団に引っかかったのは、ひとえに「愛と希望」が欲しかったんだろう。家族は両方与えてくれやせんかったし、それらを求めて家庭から外に出るにも伝手はなかったし。あんまりな人生だ、トホホ。教団が偽りの愛や希望をちらつかせたのに飛び付いたばっかりに、人生いらん回り道を。これは何度もこのブログで言ったけど、今回はここからオレの人生の希望について話を持っていこうと思う。いえね、今日某所でタロット占いしてもらった結果がわりとよかった時、とてもほっとしたのよ。占いを過剰に信じれば、どえらい目に遭うのは身を持って知っている*1が、「これからいいことありますよ」と人に背中を押してもらうのが、こんなに気持ちいいとは。これが希望ってやつ? オカルトで大金むしられたらシャレにならないが、人はお先真っ暗な人生に耐えるため、かようなまじないをしちまう生き物なんだろうな。他にも理屈をこねくり回そうと思えば出来るが、おいといて話を進める。むかしはいくらまじないをしても逆境に追い付かなかったから、とうとう宗教に走ったんだが、家族が頼りになるか相談出来るちゃんとした大人や慰めてくれる友達がいるかしたなら、そうはならなかった! 何度でも言うけど。

 今は環境が改善したし、占いについて突き放した感覚もあるから、今回はいい結果に終わったんだろう。希望を得るにも、下地がいるのかしら。だとしたら、あまりにシビア……いや待て! それこそ悪しき新自由主義になる! 慎重にならんと。

*1:占いやオカルトへの盲信から、宗教に走ったんだし。