走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

狂人に惚れるな子どもたち

 オレは19年前、狂人*1に惚れたばっかりに大火傷しちまったよ。どう狂ってるかって? 急に気が変わる、平気で嘘をつく、オレをすぐ脅す、気に入らない事があると泣きわめく……。そんな狂人にも彼氏がいて、そこに横恋慕しようとしたオレもオレだが。なんでそんな女に惚れたのかって? そいつもオタクだったからだよ! 代アニに通っていたと言う事だったり、好きなゲームが一緒だったり……。この時の痛い経験から、「趣味が合うからと言って、そいつがいい奴とは限らない」と言う事を学んだが、いろんな意味で高い授業料になった……。正直当時の事は、宗教に引っかかった時の事以上に思い出したくない。なのになんで書いているのかって? いえね、あの時の失敗から、恋愛に臆病になっちまったのかなと……って、さっきからこの文章、三点リーダー使いすぎ! それだけもにょりつつ書いているんだが。

 それにしても、だ。オレはなんでこう、次から次へとついてない事が続くと言うか、逆境がおそって来るのか。オレが育った環境が悪すぎ、対人関係をよくするリソースに欠けていたのが大きいんだろうな。家族も学校も宗教も、オレにリソースを与えてくれんかった*2し。勤め先は、ちょっと肌触りが違うから除外。それでも最近のオレの人生は、まだいい方なんだけど。……ここまで書いてて、また悲しくなって来たわ。最初に触れた狂人とその彼氏は、広島のオタク界隈でも鼻つまみだったみたいだが、そんなんと付き合っていたオレの人を見る目のなさに嫌気が。マー、狂人たちと「内面的なプラグ」が繋がって、話がこじれたんでしょうなあ……。当時も、ほとんど助けてくれる者はいなかった。友人も、警察も、「いのちの電話」さえも! 「いのちの電話」なんか、しまいには「5万円持って、誰もあなたの事を知らない土地に行きなさい!」ですからね。ところがそうはいかんのだっ! あの時、惟任さんと再会してなかったら、オレは今この世にいなかったかも知れない。彼が直接何かしてくれたわけじゃないが、狂人たちとの関係を冷静に見直せるようになったり、精神的に助かったんだわ。その後、惟任さんとも上手くいかず、死に別れるんだが……。これがオレの心の傷になってるので、下記ツイートに共感する。

 そう、オレも長らく上記ツイートにある恐怖と諦観に支配されていたのだ。もしかしたら今も。

*1:精神を病んでるとか言う意味ではないのだが、今にして思えばそいつは何らかの精神病だったかも知れない。

*2:それでも学校に行ってたから、常識を学べたところはあるけど。