走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ふたつの歌詞

 ほぼ同時期に放映された、『鉄腕アトム』のリメイク作品がある。特撮の『小さなスーパーマン ガンバロン』*1と、アニメの『ジェッターマルス』だ。このふたつの作品について、ふと思った事を書く。

 前者の主題歌では、「男の子なら 正しく強く」とうたわれているのに対し、後者のエンディングでは「男は強くなくてはと 今日も誰かが言うけれど 戦うために生きて行く それでいいのだろうか」とうたわれているのだ。ふたつの作品が同じ事をしようとして、対照的な事になったのだから面白いじゃないか。ジェッターマルスは、アトム同様いろいろ悩むが、ガンバロンは敵がドワルキンだけだから悩みがメインにはなってない。これも随分な違いではある。それにガンバロンには、乗り込む巨大ロボット「ダイバロン」が出て来るし。

 これはどちらがいいとか悪いとかではなくて、今になってみればこう言う違いがあったんだなあと思ったまでです。

*1:厳密には、アトムを意識した作品だが。