走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

いきなり「妖怪そっくりさんシリーズ」!

 かつて、『宇宙船』が朝日ソノラマから出ていた頃、90年代の同誌読者欄には「怪獣そっくりさんシリーズ」と言うコーナーがあった。それの妖怪版をいきなりやってみる。

・名無し(今期の『ゲゲゲの鬼太郎』に登場)と、カオナシ(『千と千尋の神隠し』に登場)

 両者とも影のような存在が仮面を着け、仮面の下からベロを出し、くぐもった声でしゃべる。どうじゃ、反論出来るか!

 ところで水木しげる宮崎駿には、意外と接点があったり。3期の鬼太郎のアニメのムックに、水木へのインタビューが載っていて、そこに「妖怪の色が派手すぎだね。その点、『風の谷のナウシカ』はうまい」とあった。また、『となりのトトロ』に関するアニメージュ文庫に、水木は『となりの霊々(かみがみ)』と言う一文を寄稿している。水木が死して*13年経つから、「名無し」はアニメのスタッフの創作だろうが、この繋がりを意識しての創作か。

 そういや今月には水木の命日が来る、それに合わせた絵を今年もなんか描かんと。

 「妖怪そっくりさん」は、題名ではシリーズと銘打ったが、以後続くかは未定。

*1:いや、肉体を失って本物の妖怪になっただけなのかも知れない。