走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

一年経って、20年目

 この記事から一年経って、鉄工所で殺されかかって20年経った事になる。なんでオレが、あんな目に遭わなきゃならなかったんだ!? 仕事をすぐに覚えられず、ボンヤリしていたからか? いや、それでも殺されかかる筋合いはないし、そんな事をした鉄工所の社長の弟たちの方が危険人物だろ? ハッキリ言って。しかしながら、社会的地位や信用は、向こうに軍配が上がっていたのだ。つくづくオレは、つまらん人生だのう。

 あの時の事が、今になって恐怖としてよみがえるし、これから先どこかで似たような目に遭わないとは限らないのだ。そう思うと正直、生きるのが辛い……。オレが時折、こんな世の中滅んでしまえと言いたくなるのは、あの時オレを殺そうとした者が社会的地位も信用もあって、オレにはそれがないからなのだ。どいつもこいつも、あの連中とどっこいどっこいな気がしてなあ。これ以上書いても、共感も何も得られそうにないからこの辺にしとくけど、世の中どこに異常者や危険人物がいるか、表面だけでは分からねえのだ。だけどオレはちょっと目立ったために、「頭がおかしい」と言われて社会から捨てられた! 真の危険人物(件の鉄工所の社長の弟たち)は、野に放たれたままで。だからオレが何度も、この社会が残酷だと言っているんだっての!