走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

人と法を信じると言う事

 パオロさんのブログより。以下引用。

 体罰や暴力でものごとを解決しようとする人間は、人間も法も信じてないんです。体罰や暴力を容認する人は、それは必要なのだ、しかたないことなのだ、といいわけをするのですが、じゃあ、法の枠内でできるかぎりのことをしたのかというと、してないんですよ。なぜなら最初から人間も法も信じてないから。法の枠内で努力するのはムダだとあきらめてるから。そのうえ、本当は人間を信じてないくせに、愛だの人情だの信頼関係だのを持ち出して、自分を正当化しようとするから不愉快なんです。

 まんだらけの窃盗犯の顔を晒せなかった事に文句つける連中に、聞かせてやりたい。まんだらけ自体にも言える事だけど。法的な解決を警察に依頼したんだから、リンチはせん方が。

 そしてこの引用した箇所は、自分自身にも言える。法の枠内で出来る限りの事をしてもいないのにあいつ殺すこいつ殺すと……。イヤハヤ、汗顔の至りである。マー、人間やら法やらを信じがたいと思うようになったのにはそれなりに理由もあるのだが、今それを言うと言い訳にも程があるので言うまい。

 パオロさんのブログには反対に人間を信じられないものと捉えたドラマとして、『木枯らし紋次郎』を紹介しているのだが、現実に生きる我々は人間と法を信じるしか。