それにしても、だ。オレは自分の作品に自信がないけど、そう思っていたんじゃオレの作品を気に入ってくれている人たちに失礼になる。でもねえ……。オレより絵が上手い方でも、周囲に酷いことを言われて、それを気にしつつ創作している場合だってあるんだ。オレも自信が揺らぎつつ、創作しているのも仕方あるまい。自信と作品を気に入ってくれている人たちへの感謝とは、別のレイヤーの事かも知れない。そう言う人たちの応援が、自信を裏打ちしてくれる時もあるんだけど……。しかし、オレの作品を気に入ってくれている方の応援や友人知人などからの指導と鞭撻の成果を軽視しては、流石に自分の作品そのものに対し失礼すぎる。なんとかしないと。
前の段落の最後に書いた「友人知人などからの指導と鞭撻」うんぬんだが、たとえばオレは自分の作品の奥行きに無頓着な事を友人から指摘された。「奥行きって、なによ」と言われたら、一枚絵でもマンガのコマでも、状況説明のための細かい描写が足りなかったと言うか。それがなければ、人様の目を惹く作品になりはしない。うーむ、５１になってやっと気づいたのか……。とは言え、最近ツイッター*1で絵を見せることで、少しは注目されているから、それ見ろと思わないでもない時もある。と言うか、いろいろひがみ過ぎていたとも。次回は、その辺の反省をば。
（続く）
