走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

人魚アテナラフ

 この人魚アテナはツイッターにも出したが、あそことのリンクが不安定なため、直接ブログにアップした。最近ドクソ暑くてデジタルで絵を描く気力がないため、いきおいラフと言うかシャーペン画が増えている。いかんなあ……、カラーで描くスキルを忘れてしまいそうで。

 ところで、オレはつくづく人様の絵にしろ世の中の情景にしろ、見ていないのを痛感している。情景を「じっくり見る機会」が少ないのは致し方ない*1としても、絵でもマンガでも他人の作品の観察が出来てないのはまずい。いろんな人からそこを指摘されていたと言うのに、今まで気づかなかったり意識してなかったオレもオレだが……。もしかしたら10年以上前から数年続いていた自暴自棄は、今も続いているのかも知れない。厳密に言えば、自分の絵にもマンガにも自信が持てず、捨て鉢になっていた時期を引きずっていると言うか。「あんた、描いた絵に被せるような話題ですかいな、それ!」とのお叱りは唯々(いい)として受けよう。しかし、この先どう言う風な作品を描くかに戸惑いがあるため、その理由を書いていたんだ。記事の序盤で弱気になったのがきっかけで……。知り合いなどからのいろいろな鞭撻から、ただ描くだけじゃ進歩も何もないと思っているのもあり、迷いと言うか悩みと言うか……そう言ったものは抱えていたので。悩んでいたり迷っていたりだけじゃ、絵もマンガも上手くならないのは道理だけど、どう描いていいのか分からない時はあって。

 しかし「絵描きさんと繋がりたい」「絵描きさんとつながりたい」タグをつけてツイッターで絵を挙げると、少しはいいねが付く。そう言う時、いいねしてくれた方がありがたくて、頭が下がるのだ。上にアップした人魚アテナの絵もそうだ。それがあるからブログでも挙げたはずなのに、なんで描く上での逡巡をつらつらと。「どう描いていいのか分からない」から逡巡もするし、そんな中ラフでもいい感じに描けたと思った絵をツイッターにアップしたりするんだけどね。

*1:これは誰ぞの言う「現代では芸術的な素養を養う機会がない」のウケウリからの変形だが。