なかせよしみ（id:y_nakase）さんやクロ僕屋さんの拙作レビューを見た時「あまりに説明不足であったか」としょげていたが、逆に言えばオレは彼らの気を惹く事に成功したのであって、してみると心得違いをしていたとしか言えん。それにクロ僕屋さんからは原稿の裁断のコツについても教えてもらったんだから、結構な話やないか！ オレはちょっと臆病にすぎた、せっかく読者から励ましをいただいたんだから２話目をキチンと描かんと……。
オレがこうも臆病にすぎるのは、長い間創作について不遇を味わったからね。家族からボロクソに言われ、理解者をなかなか得られず、2ちゃんねるでも陰口を叩かれ……。それらがどうにも尾を引いて、苦しんでいるのだ。だけど、いつまでも苦しんでばかりもおれん。創作にもっと身を入れねば。しかし５０の声を聴く頃になって、創作を巡る環境がこうも良くなるとは思わなんだ。「この先いい事は何一つ起こらず、あとは死ぬだけの人生」と、捨て鉢になっていた頃とは大きな違いじゃのう。その意味では、逆境にあっても創作を手放さなかったオレの勝ちだったのかも知れない。
だが今となっては、ツイッターの情報に呑みこまれて己を見失いかけた自分が恥ずかしい。ツイッターに限らず、ネットサービスは向き不向きがあるんだろう*1けど、なんでこうオレは。ツイッターやってる間に、創作してろよオレはと言いたくもなったが、距離的な意味で身近に創作する友達がおらんかったり、いろいろあったのも否定出来ん。繰り言になるから詳述しないけど、創作者としての突破口を開いたのもツイッターがきっかけと言えなくもないんだし。あと、なかせさんの「創作同人電子書籍」いっせい配信は前から知っていたが、参加までには至らなかった。参加出来る作品がなかったからじゃ。そりゃ、描かねば作品もないわい。『爆烈戦隊チャレンジャーズ』にしても、４年前に下描きまでは出来ていたものの、完成させられなかったし。そこから這い上がって来れただけでも、オレは偉いよ。もうちょっとだけ、自信を持とう。
