走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレには、絵の才能はないっ!

 いきなり何をと言われそうだが、手塚治虫だったかの言う「才能のあるなしとは、後付けの評価に過ぎない」に照らせば、オレは長らく評価を得る機会すらなかったなと思ったので。人生がいろいろありすぎて、絵やマンガを内輪で見てもらうのもままならんかったしねー。絵を見てもらえる機会が増えたの、ネットはじめてからですよ。それも20年前の事だけど、それから今日(こんにち)まで、いじけていた時期も結構続いていたし。別に弱気になってこんな事言ってるわけじゃなく、あの頃内輪にだけでもいいから、どんどん描いて見せていればと言う欲が出て。こう思うのはサブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)でいろいろやっていて自分の伸びしろを感じたのと、なかせよしみid:y_nakase)氏のいっせい配信企画に参加したはいいが、彼には「マンガを描く人」として認識されてなかったくらい無名な存在だったなと痛感したのとで。オレはpixivでマンガを発表していたんだけどな……。マー、pixivもまた会員限定の場だから、なかせ氏の電子書籍配信歴やそれへの向き合い方を考えると、オレがポッと出と思われるのも無理はない。

 これからは出来るだけ絵やマンガを描きたい、余生を思えば躊躇はしてられん。と言うか、今が絵やマンガを描くのに一番いい時期なんだよ。どう言うわけか。同人イベントにサークル参加出来てるわけでもなければ、ましてや商業ベースで描いてるわけでもないのに。ネットが普及する事で「見てもらう」機会などが増えたからかも。サブカルBCもまた、ネットの普及が生んだとも言えるし。

 あと、オレの「すぐ捨て鉢になる」癖は、創作にも影を落としていた。なんですぐ捨て鉢になるのかと言うと、かつての人生があんまりすぎて自己嫌悪が強いからだ。その自己嫌悪すら、抱かなくていいたぐいのものだったのに……。ううう。いかん、ここら辺に触れたら、辛い過去がフラッシュバックして、どうにもこうにも。「今までは才能のあるなしを言われるほど、絵やマンガを評価される機会がなかったが、これからは評価の機会を増やすためにも描くぞ」と言う話をしていたのに、なんでよ。そこには深く立ち入るまい、下手すりゃまた絶望が襲って来る。今、絶望で動けなくなるわけにはいか~ん!