走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

しまったあああ~! くう~! ベムファイヤー!

 「往年のテレビマガジンや冒険王に載っていた、ヒーローもののコミカライズのノリでマンガを描く」と言うコンセプトで描いていた『爆烈戦隊チャレンジャーズ』だが、ここに来てとんでもない事に気づいた。テレビマガジンや冒険王に載っていたマンガは、設定などを当のテレビ作品や掲載誌のヒーロー特集で補完しているから、説明しなくても通る箇所もあったのだ*1と。一からどう言うヒーローか説明しなければならない創作同人マンガでは、別の見せ方があったんだよ……。くう~! ベムファイヤー! 「ベムファイヤーって、なによ」と言われたら「冒険王版サンダーマスクに出ていた、敵のボス『大魔王ベムキング』の兄弟だよ」としか。

 確かに描いている時「ええい、16ページでは殺陣の見せ場くらいしか描けん。2話目を描く機会があれば、そこで設定を説明すればええわ」と言う、今となっては甘い考えもあった。「2話目を描く機会」とは、今がその時だ。なんとかせんといかん、早急(さっきゅう)に! もうちょい言い訳するなら、仮に1話目を31ページで描いていたら結局完成出来なかったのは必定だし、下描きまでやった4年前のオレは今よりぼろぼろだったんで、どうにもならなかったんだよ。くそー。

 あるいは「親子で戦隊」まではよかったが、だからと言って「戦うホームドラマ」にするのが無理があったのか。いや、金出してくれた読者がいる以上、芋を引くわけにもいかん。踏ん張れ、オレ。現に2話目の3ページ目までは、ネームが出来た事だし。

*1:だから時折、コミカライズ独自の暴走もある程度は許容されたのではないかな。