まず、この一連のツイートを見てもらいたい。
あさりよしとお氏が「締め切りが、あると描けない。ないと描かない」と言った事があるけど「締め切りがなくても描かねばならない」時期がマンガ描きにはありそうで。商業ベースでデビューする前は、そんなもんじゃないかと。オレは、そこから抜け出られなかったから余計にそう思う。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月26日
しかし商業誌で描きたかったら、事前に調べたり把握したりがやたらに多いのよね。どの雑誌に原稿を送るかとか、そのためにはいつまでに仕上げなきゃいけないかとか……。オレがマンガ家目指していた頃はネットなんかなかったから、自分でいろいろ調べにゃならんかったし。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月26日
「締め切りがなくても描かねば」みたいな呑気すぎる事を考えていたから、オレは商業デビュー出来んかったのかも知れん。人間、おケツに火が点かんと動かんからな……。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月26日
なんでこんな話をするのかと言うと、この数日マンガやマンガに近いイラストの教本を何冊か読み、いろいろ考えてるからだ。今さら商業デビュー出来るとは毫も思っちゃいないが、何か描きたくなってね。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月26日
以前、4年前に塩漬けにした下描き原稿を再生しようとしたが、いろいろ忙しくなってまたしても断念。それで別の作品のネームを完成させたんだから、しょうがねえなオレは。この先を描く暇あるかどうかも分からないのに。マー、明日まで休むか。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月26日
いかん、こんな話をしていたら、迂闊にツイッターで言えないくらい弱気な感情が。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年6月26日
と言うわけで、ここから先は「ツイッターで言えないくらい弱気な感情」に任せた事を言おうかと。上述の「別の作品のネーム」とは、下記記事でも触れたショートギャグのネームだ。そして件のネームを完成させたあと、急に「オレはもう、絵やマンガを描く事は出来んかも知れねえ……」と言う弱気が出たんだ。理由は後述する。
何故「オレはもう、絵やマンガを描く事は出来んかも知れねえ……」と思ったのかと言うと、ショートギャグを描き上げる時間が取れるのかと言う不安から、弱気が芋づる式に出て来て。そうでなくても、絵やマンガの描きかけがいろいろあって、それを思うと不安が強くて強くて。サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)でやってる事もいろいろあり、自宅にある描きかけの絵やマンガはあくまで二の次、三の次と考えんと辛いかもと思っていたが、それでも「いつ描くつもりだ?」と自問したら急に苦しくなって。上記ツイートでも触れた「マンガやマンガに近いイラストの教本」にもメンタル面の保持について章を割いてるのもあったが、オレは精神を病んでる分いろいろ打たれ弱いのを忘れていた。ダメじゃん! さておき「もう描けないかも知れない」と言う不安は、これまでにもついて回っていた。サブカルBCで学んでいるうちに、スキル的な伸びしろがまだあった事を喜び、このところは「もう描けないかも知れない」と言う不安は出て来なかったものの、実質的な「描くための時間」について考えてなかったと言うのが急にこたえて弱気に。しかし弱気では、サブカルBCで「面白い事」が出来てる喜びすら危うい。迂闊な事を言ったばっかりに……。マー、引用ツイート群でも述べた、オレがかねがね意識している「締め切りが、あると描けない。ないと描かない」問題の変形ではあるんだが。締め切りとは「目的のため、いつまでに」描くかの目安だからな。これが私的に持ちえないオレに、一枚絵はともかくマンガは描けるんかと。メンタル面のつまづきは、描くツールやスキルだけではどうにも克服出来んし。愚痴聞いてくれる相手も少ない*1しねえ。いや、愚痴ってるだけでは、よりドツボにハマりかねん。となると、どうしたものか。
アカポ
マルポ
ポンキ
タン
ポタン
ポトン
カタン
……失礼しました、取り乱しました。急に頭が働かなくなり、無理にでも話を進めるため無意味フレーズを。「描くための時間」さえ確保出来れば、描けないかも知れないと言う不安は消えるんだけど。もう少し、スケジュール調整をしてみるか。それ以前に、精神状態を安定させんと。最近、天気や気圧が不安定だからこんなにグダグダになってるのかも知れんが、それを言ったら天気や気圧の変化の度に何も出来なくなっちゃうでしょ。
*1:だからこんな文章書いているんだけど。