走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

新・オレのマンガ道その5

a-katu.hatenablog.com

 題名としては上記記事の続きだが、話は連続してない。サブカルビジネスセンター(以下、SBC)に通うようになり、わりとスムーズに絵やマンガを描けるようになったが、反対にかつて家族と同居していた頃はなぜ描けなかったか*1を考えた。結論から言うと、オレが萎縮していたせいだ。親父からは「見切りをつけろ、見切りをつけろ」と小言を言われ、兄貴もいい顔をしない。これで萎縮したんでしょうなあ、大きな理由はそこにあろう。あと萎縮する以前から、うつ病みたいな症状が頻発したのもあるような。むかしは今より精神病への理解がなかったし、オレ自身も病識がなかったし……。うつ病みたいな症状から統合失調症になるのか分からんけど、2003年まで治療を受けてなかったために悪化した気がするんだよ。

 治療を受け、ひとり暮らしになってからもなかなか描けなかったが、それまでの萎縮が足を引っ張っていたのかも。あと、セルフネグレクトに繋がる自暴自棄。どうしてこんな事になってしまったんでしょうね? SBCに通う事で状況は好転したと思いきや、コロナウイルスによっていろいろ不具合が……。それはSBCの『精神障がいエッセイマンガ』で描いたから、ここではクダクダしく書かない。話を「セルフネグレクトに繋がる自暴自棄」に戻そう。ひょんな事から2009年のこのブログの過去ログを見返していたら、セルフネグレクトは出てないまでも、自暴自棄ははじまっていたのだ。当時通っていた作業所への不満もたらたら、ドンブラドンブラ、ブラブラコと……。作業所の事だと直截的に書いたものは少ないが、こうまで不満だったのかと……不満だったんだが。セルフネグレクトもSBCに通うためにいろいろ直さねばならん事なんだが、まだまだだ。家族に「あれ取れ、これ取れ」「ああしろ、こうしろ」「あれ買って来い、これ買って来い」と言われ続けた頃から「自分を大切にする」「自分のために行動する」と言うのが身に付いてないツケが回って来たとしか。家族にこき使われていた頃は家事をするのも身だしなみを整えるのも、どこか「家族のため」であって「自分のため」ではなかったような。

 しかし去年、SBCに通い出して正解だったぜ。それがなかったらセルフネグレクトは良くならず、コロナウイルス禍においてもあまりいい事と言えない発想を考えたりしていたに違いない。(続く)

*1:あるいは、描かなかったか。