今、エヴァンゲリオン劇場版の『甘き死よ、来たれ』を聴いている。かつて2ちゃんねるの危機を救ったUNIX板の活躍を描いたフラッシュムービーのBGMにもなったが、この曲ほど「終末の子守歌」と言うにふさわしいものもないね。いえね、ツイッターでコロナウイルスの話題を拾ったら、どうにもこうにも悲観的な話ばかりで、嫌気がさして。下記記事にも書いたイベントの自粛が、各方面に打撃を与えているのを考えると。
今回のコロナウイルスのパンデミックが終息を見たとしても、そのあとだよ問題は! ズッタズタになった世界の「ヒト・モノ・カネ」の流れが元に戻るまで、どれだけの時間がかかるんだよ。それまで……いや、終息を待たずに経済的に詰む人びとはどうすんだよ! ウイルスの病毒より、そっちに無策な今の政権にげんなりする。だからと言って、オレも絶望して死ねば、それはバカのはじまりはじまり。生き汚く生きてやろうとは思うが、将来への希望なんかまるでない。「終末の子守歌」でも聞きたくなろうと言うもの。こんなシケた事を言うのは、オレの周辺もコロナウイルス絡みでごたごたしているからだよ! 『風雲児たち』の田原藩の領民みたいに「コロナウイルス絡みの危機なんて起きてたんきゃも? 今までどおりだったんで気がつかなかったぎゃあ」*1とはいかんのだ! 今は。とは言え、今のオレにはいつもより衛生に気をつけ、心が折れないようにすごすしかない。いつ事態が収束するか、オレには分からんのだから……。