走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

もし、32年前のオレに会ったら

 「ない事に時間取るな」と言ってしまえばそれまでだが、もし32年前……1988年のオレに会ったら、オレはどうしているだろうか? ……かつては「くびり殺してやる」とか言っていたが、今では優しくしてやりたいと思う。当時、誰も優しくしてくれなかったもんな。せめてオレ自身が優しくしてやらんと。たとえば「絵を描いてもオナニーしても、それが悪い事を起こすわけじゃない。お前は前後即因果の誤謬をしているだけだ」と、諭すとか。あと、オレの絵をいろいろ見せて、辛い気持ちを慰めてやらんと。と言うか、以前も似たような事言ってたろ、オレ。その時は「内なる過去のオレを、いかに慰めるか」と考えていたが、それが出来てないのか。なんてこった。過去のオレが1988年に宗教に救いを求めた事を責めているから、いつまで経っても苦しいのだ。マー、親父に「死ぬんなら、勝手に死ね!」と罵倒され、兄貴に「俺に悩み事を持って来るな」と言われ、趣味に耽る余裕も友人もなければ、どこかに救いを求めるのも無理はないんだが、宗教はねえだろ。しかしそろそろ、あの時のオレを許してやらんと、今のオレが辛い。とは言え最近は、むしろ当時家族に振り回されてた事が悔しいのだが。思い出したくないエピソードが多くて……。

 と、書いていて、宗教に走った事は「覆水盆に返らず」と思うしかないと言う気持ちに。いくらそこを責めても悔やんでも、過去はやり直せねえ。それより、内なる過去のオレを慰撫する事を考えんと。