前にも書いた題名の所ジョージの言葉、今なら分かる。完成度が決して高いとは言えないオレのマンガを、サブカルビジネスセンターはツイッターに出してくれてるし。それに、こんな言葉もあるしな。
駄作を次々に産み出しても全然悪びれない人だけが創作者としてやっていける(成長できる)というのは、確実にある。
— 坂東真紅郎 (@sinkurou) 2019年10月31日
オレは駄作と言うか、「完成度の低い作品」を作るのをためらっていたのかも知れない。今までだって、そこは腹くくっていたつもりだったんだがなあ。いや、完成度と言うより「こう描かないといけない」と言う、いらんこだわりに引っ張られていたのかもな。いったんそれを捨てて己(おのれ)をむなしゅうし、学びながら描いたのがサブカルビジネスセンターでの『精神障がいエッセイマンガ』だし。「絵を綺麗に描こうとは思うな」みたく、講師からも言われたからなあ。綺麗な絵ではないかも知れないが、少しずつ丁寧に描くのを意識しているし、それが成長ってものなのかも。こう言う機会に恵まれたのも、精神を患ったからと言えるわけで、そう考えると一概にオレは不幸ばかりと言うわけではなさそうだな。