前に、こんなツイートをした。
居場所は自ら守るものですよ。 https://t.co/Mwo5q7nFQs
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2019年10月23日
上記ツイートで引用したツイートには、オレはいろいろ異論があるのだが、とりあえずツイートにはこれだけ書いた。オレが言うのもなんだが、ロビイングだのなんだのと、しちめんどくさい事をしたから今日までオタクは生き延びて来たのでは。その、しちめんどくさい事を、オレもちょっとはやったし。んで、ここからはその他に対しての異論を。
オタクは「社会の部外者」だの「日陰者」だのには、もう戻れないんだよ……。だって、オレが今通っているサブカルビジネスセンターは、「オタク系の趣味」を障害者向けの就労支援に使ってるんだぜ? それだけオタクは社会と繋がりが出来たと言える時代だし、「社会の部外者」だの「日陰者」だのに戻されては、こんな試みすら許されなくなる。冗談じゃない、また追いやられるのはいやだ。と、書いていて、こんなツイートを見つけてしまった。
そうか、オタクをフェミニズムの文脈から叩く現象って、オタクアートを男性の感性を代表する表現と思ってしまってる可能性あるんだな。オタク自身からしたら女性だけでなくその男性マジョリティからもキモがられ三界に身の置き所がないクィアアートなのだが。
— ClaraKeene (@clarakeene) 2019年10月30日
このツイートにも異論はある。「ツイフェミ」は「オタクアート」に限らず、男性向けのセクシャルなもの全てを焼きたいんと違う? とか、繰り返すが「三界に身の置き場がない」なら、サブカルビジネスセンターのような試みはなんなんだよとか。……ここで言わず、本人に言えばよかったかな。だが、「男性向けとされるオタクアート」が、男性マジョリティから決していい顔はされていないと言う点は意識した方がいいんかなとも思う。でもねえ……。最初にオレが引用RTしたツイートみたいに、「社会の部外者」だの「日陰者」だのに戻してくれとは思わん。こんな話もあるんだから。
「自分の好きなコンテンツを一般の人に叩かれる・変な目で見られるくらいなら大々的なキャンペーンなんてやってほしくない」一見もっともだが、「ひっそりやってた時代にむしろ最大の表現規制が来た。一般にとってかわらないと結局潰される」っていう結論はもうすでに出てるんだよね。
— 鐘の音@来年のフェスまでがんばる。 (@kanenooto7248) 2019年10月30日
表現規制が最も吹き荒れていたのは、「ひっそりと隠れてオタクがやってた時期に、一番ひどい表現規制が来てるし、社会と断絶した異物として徹底的に差別された」ことを教訓にしてる世代から見ると「隠れてひっそりやれば大丈夫」というのは明々白々なウソであり間違いです。逆にひどいことになる。
— 鐘の音@来年のフェスまでがんばる。 (@kanenooto7248) 2019年10月30日
確かに、人間「見下せて、抵抗して来ない」相手には、なんぼでもえげつなくなりますからね。「隠れてひっそりやれば大丈夫」みたいな事は、かつて唐沢俊一も言っていたが、それに従っていたらどうなっていたか……。しかしなー、いくらここで何を言おうと、世の中がよくなるわけじゃないのが。自分がどうするかでしかないところもあるが、どうしたいかがあっても、実行出来る状態ではなくて。もうしばらくは、療養をしているしかないんかな。ちくしょー、オレは非常に残念だあっ!