走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

血は争えん

 いきなりだが、オレの母親の好きな動物は竜であった。「それ、架空の動物じゃ……」と、幼心に思った*1ものだが、オレもいろいろ架空のキャラクター が好きになってる今、「血は争えん」と思う。父親の方の血だって争えんところがあるが、それは世をすねているところ*2とか、父親にも今で言うオタク気質があったからそれとか。いえね、父親はガキの頃シャツにアルファベットを貼り付け「野球のユニフォームじゃ!」とやったけど、周りのガキは全く分からなかったと、よくぼやいていたので。他にも父親は、今になってみれば「どこでそんな知識仕入れたんだ」と言うような事を知っていたところがあったし。血は争えんなあ……。マー、そう言う意味での血の話をしていたら、悪い意味での因果応報になってしまい、大変よろしくない。なのでオレは、あまり前述の親に似た部分を気にしないようにするしかねえ。文章にしている時点で、かなり気になっているんじゃないかと言われそうだけども。

 話を架空のキャラクター好きに移して。オレは架空の女性キャラクターが好きだが、そう言う手合いによくある*3現実の女性に対するミソジニー剥き出しの発言には引く。「それは違うやろ」と思うからだ。オレの母親も竜は好きだったが、現実の動物は嫌いだったし……。あー、だからか。いくら「血は争えん」と言えども、親の悪い点は真似すまいとは思っていたのね……って、書けば書くほどむなしなって来るわ。何を書こうと、届けたい相手に届かないんだからよおーっ!

*1:その話を聞いたのが、飯森広一の『シルクロードの竜』を読んだあとだったので。

*2:長年の逆境によるところもあろうが……。

*3:と言うと、かなり語弊がありそうだが。