こないだ『大空魔竜ガイキング』の１話を、YouTubeの東映公式で見た。感想は、題名の通りだ。主人公ツワブキ・サンシローを大文字博士率いる大空魔竜チームが引き入れる下りだったんだが、やる事がいちいち回りくどい*1し、今の世の中では考えられない描写も多かった。だから「トンデモな話」と……。例によって「オレだったら、ここをどうするかなあ？」みたいに考えたものの、いい知恵は出なかったオレもオレだが。敵の暗黒ホラー軍団の暗躍に巻き込まれたツワブキに大文字博士が「彼らを野放しにしていたら、野球どころじゃないぞ」と言うだけでも、いいんじゃなかろうかとは思ったけど。あと、ツワブキを怪我させる必然性はあったのかとか、どうにもこうにも納得いかない導入であった。朝日ソノラマの細井雄二によるコミカライズの方が、まだ納得いったところはある。とは言え、オレはプロ*2のマンガ家になれんかったから、あまり偉そうな事も言えんけどな。オレも作劇は上手いとは言えんし……。いや、作劇が上手くないから、第三者のやらかしも気になるのかも知れん。因果な性格だ。
ところで、なんでガイキングを見たのかと言うと、リメイク版の『ガイキング LEGEND ＯF DAIKU-MARYU』（以下、ガイキングLOD）版のガイキングがプラモ化されて、ちょっと目についたからかも知れん。ガイキングLODの１話も東映公式にあるから、今度見てみよう。最後に邪推だが、ガイキングLODも、オリジナルのガイキングがスパロボで活躍したから出来たのかも知れない……。
