ツイッターで、「なうちゃん」と言う人物が、何度もある人物の描いた絵をアイコンにして、とうとうアイコンに絵を使われた人物から「もう勘弁してくれ」と断りが来た。それでツイッターで、「なうちゃん」のアイコンを描いてやろうと言う動きが出た中、ろくでなし子があまり上品とは言えないアイコンを描いた。それに対しオレは、下記のツイートをした。
ろくでなし子の芸風が、世間を挑発してなんぼとは言え、なうちゃんアイコンはやりすぎだ。それでも、「おもろない! ぜんっぜん、おもろない!」以上の事はオレには言えないがな。
— 克森淳 (@a_katu) 2019年5月13日
この件、「なうちゃん」が無断使用をした絵の力とかの問題もあるんだがそれは後述するとして、ろくでなし子ですよ。前述のとおり最近のろくでなし子は、「世間を挑発してなんぼ」の芸風を行っている。裁判沙汰になったアートからしてそうだったが、裁判を経てその傾向はますます強くなった、強くなりすぎた。一部の者を挑発するかのように「ぱよぱよちーん」を連呼したり、今回の件だったり……。オレは正直疑問である。あまり言いたくないが、自分を攻撃する「左派」に強い表現を向けちまってるような。裁判で、官憲とケンカしたら勝負が見えていると思うようになったのか……。もしそうなら、下品にもほどがある! あんたも「見下せて、抵抗して来ない」相手ばかり狙って、粋がっているのかよ!? あるいは現代の道化として、「世の中を嘲笑う特権」を手にしたおつもりか? 現代日本の道化は、誰ぞの言葉を借りれば「弱きを笑い、強きをけなす」事を続けて来たが、「強きをけなす」がなくなったんと違うか? とさえ。いえね、ろくでなし子の挑発が、強い者に向いていない気がして。
しかし、絵とか表現の力はまだまだ侮れんな。事の発端たる「なうちゃん」による絵の無断使用だって、使用した絵の魅力とかにただ乗りしようとしていたと言えるし。オレは「フィクションの影響」は目の前の現実に比べたら微々たるものだと思っている*1し、グラフィックやデザインが巷にあふれているから、絵の力を見くびっていたのかも知れない。そうなって来ると、いろいろ思い直さないとならんけど、そこまで話を広げられる状態ではない。なので少し話を変えるが、ツイッターで「アニメアイコン」を使用する者が多いのは、絵の力を利用したいからなのかも。アニメなどの公式がツイッター用にアイコンを用意するくらいだし。オレは自分で描いた絵をアイコンにしているが、どうも注目されない。オレの絵は、そんなに魅力ないか? いや、結論を出すのは早い。また新しくなんか作ろう、それで考える。マー、ツイッターで発言する量が減ってもいるんだけどね。
*1:それについては、あらためて記事を書く予定。