フラワーフェスティバルでNHK広島放送局が行っていた催し物で、パラリンピックについての展示や体験コーナーがあった。その中の競技用の車椅子を漕ぐやつをやってみたら、最高速度が時速８．７キロ。オレの前にやったガキが時速１０キロで、それまでの大人の体験者の記録が時速２０キロ。ちなみにパラリンピック選手が時速３０キロ以上。オレって、ホント体力ないなー。体力ないから、ひたすら文化系な人生だったんだけど。
『いだてん』の影響で、スポーツと言うものに少し興味が出たものの、オレは体力ないからいきなりやるのは難しいらしい。身体を動かす事に興味がないわけじゃないんだが、これでは。NHK広島放送局には、『いだてん』に関するいくつかの展示もあった。それで金栗四三の、あるエピソードにまつわる正確な時系列を知った。家にある本だと、その辺がごちゃごちゃになっていてなあ。往年のテレビ番組『知ってるつもり!?』で金栗四三が取り上げられた時に出た本なんだが、油断も隙もない。金栗のエピソードにより近い時期の本なんだから、より記述は正確かと思っていたら……。
『いだてん』と言えば、もうひとりの主人公である田畑政治にバトンタッチしたら、激動の昭和に突入する。公式サイトにはその辺について触れられていたが、これを描くためにストックホルムオリンピックの前準備から描いてたのかと。『風雲児たち』に近い作劇法やな。『いだてん』は一年間と言う放送期限が決まっているから、『風雲児たち』みたいに話が広がりすぎると言う事はなさそうだが。
