走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

左右両方に愛想が尽きる

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 上記記事の続き。自民党の「自民党2019」と言うサイトだかに、天野喜孝安倍晋三をカッコ良く描いてた件について。オレは「こんなヨイショさせられて……。天野さんもご苦労さん」以上の感想はないが、ツイッターの「左派」は「サブカルは堕落した」のなんのと、うるせえうるせえ。対抗したければ「左派」の主張を伝えつつ、面白いものを作ればいいだけの話だろ。「作家でござい」「マンガ家でござい」と言うツラをした者がいながら、何やってんだ?

 ところで、思い起こせば13年前、小泉内閣が終わりそうな頃に職場で「小泉の次は安倍晋三か……。いやだなあ」とつぶやいたら、同じ職場のパートのおばちゃんが「どうして? 安倍さんカッコいいじゃない」と言って来た事が。世の中、安倍晋三がカッコ良く見える人がいるのだ! あの、犬怪獣ボビー似のおっさんがですよ。犬怪獣ボビーうんぬんは、カマヤンさんとこのこの記事とか、下記記事とかを参照な。

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 それはいいとして、安倍晋三がカッコよく見える層には、「自民党2019」の天野喜孝の絵は歓迎されるものなのだ。そう言う現実がある事を、オレを含めた左派は肝に銘じて対策せんと。「もう、サブカルはダメだ」と嘆いている場合やおまへんでー。

 繰り言になるからこれ以上左派への苦言はよそう、こんな体たらくなのにオレが右派に転向したくないのは、最初に貼った記事にも書いたように、右翼の歴史認識に首肯出来ないのと、勝共連合日本会議が嫌いなのとで。あと、嫌韓で人を結び付けようとするのもいやだ。むかし親父が在日朝鮮人被差別部落出身者を混同した事を言い出した時、居合わせた母親がそれに同調したのだ。普段はさんざんいがみ合っていたくせに、この時だけは意見が一致していた。この時、差別と言うもので人を結び付ける事の強さと恐ろしさを感じたし、その時感じた恐ろしさは忘れられないし忘れたくない。しかしながら、この話を「ネトウヨ」にしても馬耳東風なのよ! この他にも、勝共連合日本会議の人権嫌い、権利嫌いもいやだ。こんな形で結束している右派に転向したくない。あと、睦月影郎唐沢俊一などの腐れ保守サブカル*1が、自分らは「戦後民主主義」による自由や権利を満喫していながら、それらにうんこを垂れるような言動や作品やツイートを垂れ流しているのも我慢ならん。唐沢俊一なんか、「カラサワ」名義でツイッターやっていて、こないだ前述の「自民党2019」に対し苦言を呈していた。なんでも、「今の若者が自民党を支持しているのは、ちゃんと仕事をしているからで、イケているからではない」とかなんとか……。うるせえ、あんたはもう終わった物書きなんやー! ああ、書いていたらハラワタが煮えくり返って来たぞ。ヤハリ、腐れ保守サブカル人を筆誅する必要があるのかねえ? もう少し考えよう。

*1:その右代表は小林よしのりなんだろうが、彼への批判・非難はまた別の理路がいりそうで。あと、すぐ名前が浮かんだのが、睦月と唐沢の両名だったのだ。