人生で酷い目に遭いすぎたか、オレはすっかり萎縮し、考える事も悲観的になりがちだ。いつも不安になりおびえ、ちょっと何かあったらどこまでも悲観する。さすがにこんな人生に疲れた、なんとかしなくっちゃなあ……。今日も勘違いから勝手に悲観し、落ち込んでたし。楽観的な材料が見つかりにくいのも事実だが、それでもオレの悲観は酷い。
WIREDの創設者であるケヴィン・ケリーが、「世の中は確実に前進しているが、報道はそれを伝えずネガティブな事ばかり伝える。だから私はテレビのニュースは見ない」と言っていた。なんかいやな話ばかりだからと、新聞も読まないしラジオも聞かなかったガンジーみたいだな。それでインドのイスラム教徒の動きを見誤り、ガンジーは殺されたのではとオレは思っていたが、今はケヴィン・ケリーの話だ。ケヴィンの考えも一理あるように思える、オレがあまりに悲観的すぎて、現実的な対応に支障をきたしているようでは。だからこんな記事を書いているんだが。
オレは最初の話に加え、持病があるんだから難しい判断をするもんじゃなかった。いくら悲観しても、どうにもならんではないか。とりあえずしばらくは、あまりややこしい事は考えまい。
