繰り言だが、家族や引っかかった宗教が絵を描く事にいい顔をしなかったために萎縮して、積極的に絵やマンガを執筆出来ず、長らく絵描き仲間に巡り会えなかった。最近はpixivやツイッターなどで絵を見せる機会が増え、孤立状態ではないのだが、一匹狼で描いていた時期が長すぎた。若い時分の絵の登竜門たる、雑誌への投稿や同人イベントへのサークル参加もおろそかだったり、自分の作品のポートフォリオなんかも作ってなかったりと、描いた絵を見てもらう機会作りもしてなかったし。ヤハリ創作者に信仰はいらないし、家族に反対されたって凹んじゃいけない。30年前から人生やり直してえよ、絵を描く努力をするには、今からでは時間が足りないのだ! 嗚呼。
ところで雑誌への投稿は「上手くなるまで出来ない」と思い込んでいた(それが間違いなのだが)し、同人イベントへのサークル参加方法は、長らく分からなかった。若い時分に絵描き仲間がいれば、この辺も克服するのも早かったかもな。
若い時分より今の方が、絵描きとして充実していると言えるのだが、無為に過ごした時間が惜しいのも事実だ。人から「上手くなるための努力をしていない」と言われ続け、何をどうすりゃいいか分からなくなった時期もあったし。なんかオレの絵描き道も、人生同様逆境ばかりな気がして来た。人生よりは報われていると言えるがな。