ツイッターで、オレがむかし引っかかった宗教についてのトゥギャッターとツイート（リンクはしない）を見て心が痛んだ。その宗教に抑圧された信者の子どもたち（二世と呼ばれる事が多い）の姿を知ると、一時とは言えすがった自分が腹立たしくなるのだ。オレも彼ら彼女ら二世を苦しめたようで、辛い。ところで、そのトゥギャッターのコメント欄に、「この宗教、いずれオウムみたいな事件起こすんじゃないか？」とあったが、宗教を批判するのに、安易にオウムを持ち出すなとしか。
繰り返すがあんな宗教に救いを求めてしまったのは、家庭が砂漠のような環境で、頼りになる大人にも慰めてくれる友達にも巡り会えなかったからだ。ゲーム誌のイラストコーナーのイラストを見て自分を慰めていたが、そんなオレを兄貴は嘲笑していた。これで自分のしている事に自信がなくなったため、ゲンかつぎや神頼みが加速したのだ。現在宗教からは逃げおおせたが、前述のように二世たちに対する罪悪感はあるし、第一かつての失敗を埋め合わせる術がねえのだ。何をやっても虚しくなる時が……。
ところで、随分前に宝島社から『「救い」の正体』と言う宗教暴露本が出ていたが、上手いタイトルやなあと感心した。
