走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

思えば長い戦いだ

 我が地元広島のラジオ番組『ラジプリズム』の部長(パーソナリティ)カンダマサヨシさんが、随分前番組中で児ポ法などの表現規制問題について触れた事があった。彼は大学時代からオタクに目覚めた人だと言うが、彼がオタクの世界とは縁のない高校時代(約14年前)くらいから、表現規制問題に首を突っ込んでいたのかオレは。今はほとんど何も出来てないが、長い戦いだなあ。マー、環境問題同様終わる事はないのだが。ただねえ、最近の表現規制反対派の中にはミソジニーとか「メニニズム」とかをこじらせた手合いが少なからずいて、頭を抱えているのよね。対する「反規制反対派」とでも言うべき者も、性嫌悪をこじらせていたりわけの分からない事を言い出したりしているから、どっちもあかんやろと言いたいが……。

 実際に規制を出来るお上は、マンガ・アニメ・ゲームを根絶させたいわけじゃなくて、それらのおいしい所だけ持って行こうとしてはいる。リオ五輪の閉会式での、安倍首相のマリオコスプレがいい例だ。ただそれで本当にいいのかと言う疑問があったから、手のひらに何はなくとも表現規制反対に乗り出したのだが、時が経ち表現規制反対に動いている団体が複数存在するようになり、この問題に尽力してくれた前参議院議員山田太郎氏の29万票の得票と言う明るい面や、前述の暗い面を考えると、現状は自分の手の届かないところにあるのではないかとも思う。それに持病や経済状況とか、自分の足を引っ張る要因も少なからずあるしなあ。いささか愚痴っぽくなってしまったが、オレが表現規制問題に首を突っ込んだ頃には、地元のラジオ番組で反対派っぽく言及してくれる者が出て来るとは思っていなかったので、決して無駄な戦いではなかったのだろうなと思う。