サトウサンペイさんのブログより。以下、文章のみ引用。
政治マンガもときどき描きましたが、このマンガを描いたとき、岸事務所から罫線紙に書かれた抗議文が、朝日新聞に送られてきたそうです。
相手が大物の政治家なので学芸部から上部へとあげたのでしょうね。すると当時、社長だった一柳東一郎氏が、一筆返事を書かれたそうです。「朝日新聞ではこれを漫画と理解している」と。
うれしいですね。もちろん一件落着。新聞社のトップになるような人は、みんなそうなんでしょう。のちになって聞いた話ですが、忘れられない思い出の一つです。
当時のマスコミの気骨を感じさせる話である。しかし岸信介と韓国のパイプがマンガのネタになる程度には、当時世間で知られていた話だったのかな。今それがほとんど伝わっていないため、「ネトウヨ」みたいなのが蠢いているような気がするが。
以前コチラでも書いた話だったが、閲覧者が入れ替わっていたり、そもそも過去の記事が見られてない可能性もあるので蒸し返す事にする。そういや前の記事でリンクした『放送お騒が史』も消えたなあ。あそこを見るとテレビが始まってから……いや、立ち上げの前からどんどん骨抜きにされて行く過程が垣間見えたのに、惜しい。
