走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

上手い下手を自称しにくい絵描きの性

 しかしなんだね、自分の描いた絵を「上手い」とも「下手」とも言いにくいのが、絵描きの性な気がするね……。どっちを喧伝し続けても、自分のためにならんし。特に後者! 下手だ下手だと自分をくさしてたら、筆は鈍るしアンチにはつけこまれるし……。それと「上手くなってから見せる」と言う考えは、貝塚ひろしの「この世界は、実際に描いた奴の勝ち」と言う言葉で粉砕されるし。だからオレは、出来るだけ自分から上手い下手を言わないんだよ。

 そりゃ、描いてて「うわあ! もっと上手ければ、こんな事には……」と言う後悔は出ますよ。しかし言えばキリがないから、いちいち言わないだけで……。たとえ下手でも凡作や駄作でも、実際に完成させるしかないでしょうが! そうしなけりゃ、下手とも言ってもらえないんだから! ……すまん、ちょっと機嫌が悪くて、こんな話を。

 むかしからアンチや心無い連中の罵声に悩まされていたし、質の悪い嫌がらせも受けた。それに負けず描いていたから今も創作をしていられるのはあって、そこから感じた「心構え」の変化を今回記事にした。