上の絵は、SNKのゲーム『キング・オブ・ザ・モンスターズ２』のラスボス「キングファマーディ」の分裂体を使い、実写版『光速エスパー』のギロン星人がボクシングを真似てぶつかり合うシーンに見立てて描いたものだ。ちなみに２００１年執筆。なんでそんなややこしいもん、むかしのオレは描いたんだ……。孤独なオタクのやる事は分からん、熟成されて別の面白さはあるけど。
しかしこんな事が出来るのが、二次創作の面白さでもあるんだがね。「ゲーメストアイランドに送りなさいよ、それなら」だって？ ゲーメストは１９９９年の出版元倒産で消えてしまったのじゃ。セーブはないのじゃ。当時はエンターブレインから後継誌と言える『アルカディア』が出ていたけど、いろいろあって購読してなかったし……。そうでなくても読者投稿はレベル高かったため、清書して投稿しても載ったかどうか。２００１年はやっとガラケーにカメラが付いた頃だったから、友人にネットを介して見せるわけにもいかず、それから長いこと部屋のマウンテンサイクルに眠っていたわけ。スマホ時代になり、こうしてブログに出せたわけだが。だけどファマーディだのギロン星人だのと……、お手前怪物好きでござるか。
それはそうと「こんなん描いたー、見て見てー」が、むかしより手軽になったのはネットの恩恵であろう。ネットではレベルの高低問わず同一のラインで発表されるから、変な競争にさらされがちと言うリスクもあるが。それでもある種の集まりやらタコツボやらはネットにも生まれるもので、それを利用出来れば強いんだけどオレは上手く行ってない。いろいろあったもんで。
