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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道つやつやぷう編その9

a-katu.hatenablog.com

 第23回「創作同人電子書籍」いっせい配信参加作品『ちくワワ1巻』が、なかせよしみid:y_nakase)氏によりレビューされた。レビューは下記を参照な。

y-nakase.hatenablog.com

 今回も、丁寧なレビューで非常にありがたい。と言うわけで、今回の「オレのマンガ道つやつやぷう編」はレビューへの感想を少し。「蛇足」欄についてが中心になるけど。まず、フードッグが食えるのかは、全く考えてなかったり。「ちくわ」と「チワワ」のダジャレからはじまったけど、食えるか否かは頭になかったし。あと「となみのちゅーりっぷばたけーっ!」は、元ネタは山上たつひこ氏のギャグ。文藝別冊の山上たつひこ特集号で言及されていて、それが記憶の扉を開き拙作でのイタダキに繋がったので……。4コマでいちいちギャグを説明するのも限界があったため、1話の欄外で「ロケ地は富山県砺波市」と言う小ネタを入れるのが精一杯でした。あと、細かい設定を煮詰めず連載の継続に合わせて後付けして行く、世の連載マンガと似たような経緯をたどったので、フードッグの可食性など、答えられない事も多いのよね……。ギャグのパンチが弱いのも、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)のツイッターで連載していたのもあって、あまり過激なものが出来なかった*1とか、そもそもオレがギャグが下手だとかいろいろあって。

 さりとて、ありがたい話ではある。このレビューを受けて、今木商事id:manga-imaking)氏が紹介してくれたのを機に、山中あきら氏がこのような事を。

 これまた、ありがたい。ネーミングの(地口としての)完成度を褒めてもらえただけで、描いた甲斐はあったかも知れんて。バンダイの子会社にセレンテって言うのがあったな、むかし。話を『ちくワワ』に戻そう。サブカルBCのツイッターだけでは、十中八九埋もれやすかったろう。実際、初期のエピソードは埋もれかかったし。サブカルBCとして、電子書籍なり何なりでまとめてもらう事は出来ないかと、繰り返しスタッフに進言したら「個人として、電子書籍にまとめてよい」と言う返事が来た。これがなかったら、今回の事もないわけで。助かった……。あとはもっと売れてくれれば、言う事はないのだが。

 最後に。登場人物の「鶴光路あやね」だけど、最初はもっと意地悪なキャラにするつもりが、回を重ねて行ったらああ言う事に。オレ自身も、意外で驚いたよ……。「どう言う事だ、それは?」と思った方は、下記埋め込みから、購入せよ!

bookwalker.jp

(続く)

*1:サブカルBC所内の、自主規制やレギュレーションと言うものがある。