走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレはオタクになるしかなかったんだ!

 中学時代に遭ったさまざまな酷い目を思い出し泣けてきたので、ぐずぐず言う事にした。中学時代、ヤンキーやそれ未満のヤニ臭い連中に酷い目に遭わされ、自分ではどうにもならないから教師に泣きついても事態は改善せず、連中から「先公にチクりやがって」と言われる始末……。こんな、にっちもさっちも行かない状況に耐えるためフィクションに耽溺してオタクになったが、そうするしか生き抜く術はなかったんだ! それを責められたんじゃ、立つ瀬ないよ……。

 この話、オレにとっては相当重い。だが言わせてくれ、よく「外に出てみんなと遊ぼうよ!」と言う考えが絶対善とされがちだが、その「みんな」が前述の「ヤンキーやそれ未満のヤニ臭い連中」だったら、どうにもならんがな! おのれ鈴木義司め……。なんで鈴木義司が出て来るのよと言われたら、鈴木は宮崎勤逮捕以降のマス・ヒステリーやモラルパニックの頃『ツッパリ歓迎時代』(だったっけ)と言うひとコママンガを描いた事があったんだ! くそったれめ……。ちょっと話が横道にそれてしまったが、オレは「みんな」*1から袋叩きにされてしまって、ヤンキーとは別の意味で世を拗ねてしまった。だいたい、ヤンキーは地元の土建屋やヤクザと言う「自民党に都合のいいところ」が引き受けてくれるじゃないの! これも偏見だが、そう言いたくもなるくらい被害は受けている。オタクはクリエイターになるか、世間に隠れて必死に生きるかしかないってのに……。なんて松平……もとい、不公平な。すまん、こないだ古いファンロードを読み返したら、不公平の誤字から同誌に「松平」と言う符丁が生まれ、それがしばらく定着したのを思い出して。ともかく、ヤンキーあるいはオレを酷い目に遭わせた連中の方が圧倒的に有利に見えて、オレは辛い。何者にもなれなんだから、余計に……。

 それに加えて腹が立つのは、オレ自身がヤンキー的な価値観を内面化しちまってる事だ! 訣別したいと思っているのに、引っ張られがちだから余計に過去に怒りがね……。ガキの暴力性や攻撃性に自分が引っ張られているのが、とても嫌なんだよ。むかしからヤンキーなどに酷い目に遭わされていたせいで「結局連中には、より強力な暴力をぶつけるしかないんじゃないか?」と言う安直かつ間違った考えになるのが嫌で……。どうしたらいいのか、いくら考えても答えは出ないし。助けて。

*1:と言うより、圧倒的多数。