走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

考えようによっては酷いゲーム

 ニンテンドースイッチで1989年のファミコンソフト『ダウンタウン熱血物語』をやってるが、ニンテンドースイッチだと「どこでもセ-ブ」が使えるので、ゲーム中のパスワード機能やターボファイル*1へのデータセーブ機能が、無意味なものに。どっちみち、ターボファイルへのセーブは使えなかったが……。それはさておき、このゲーム、テクノスジャパンの『熱血硬派くにおくん』シリーズのひとつのアクションRPGなんだけど、ようするにヤンキーの抗争である。出て来る武器は生々しいし、主人公のくにおが敵対する高校の生徒をボコって金を巻き上げ、その金で飯食って体力回復したり、薬や本でステータスを上げたり……。考えようによっては酷い内容だな、こりゃ。だから収録されている『ファミリーコンピュータNintendo Switch Online』は、CEROのレーティングが「B」なのかも知れん。

 「じゃあなんで、そんなゲームやってるんだ!」と、お叱りの声がありそうだが、ベルトスクロールアクションでもあるので、つい。と言うか、くにおと言うキャラがどこか憎めませんでな。くにおは『熱血高校ドッジボール部』以来、ディフォルメキャラになってるんだけど、そのせいで。あるいはオレが、古臭い少年マンガ的な「強さ」を「男らしさ」とする価値観に弱いのかも知れん。現実のヤンキーは大嫌いなはずなのに。連中にさんざん酷い目に遭わされたから「暴力に勝つには、より強力な暴力しかない」と思っているのだったら、それは大間違いだぞオレ。「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」と言う言葉を忘れたか?

 話を『ダウンタウン熱血物語』に戻すが、敵のボス兄弟が「ダブルドラゴン」と呼ばれていたり、下記ツイートにあるように「ザインドスリーナ」が本として出て来たり、テクノスジャパンの他のゲームネタが入っているのにずっこけた。なんでよ。

 しかしこのツイートは失敗した、添付した画面を見て『ダウンタウン熱血物語』だと気付けなければ、意味のないツイートの仕方をしちまったので。オレもまだまだだな。と言うか、ニンテンドースイッチ買って3週間も経たんのに、ゲームする気がハヤ弱くなって来た……。下記記事に書いた『大トロ倶楽部』のクソジジイのせいか、オレの持病が悪化したのか。さて。

a-katu.hatenablog.com

 しかし、レトロゲームばっかりやってんな。マー、オレ自身にくすぶっている「やりきれなさ」を完全燃焼させるために、ニンテンドースイッチ買ったようなものだしねー。

*1:と言う周辺機器が、かつてファミコンにあった。