いかん、かつて引っ掛かりその後逃げ出す事に成功した宗教団体の事が頭をよぎり、苦しい。奴らの撒き餌としての愛情が、今もオレの中にコンピューターウィルスのようなものとして残っているのかも知れない。人間、そんな強い生き物じゃないって事か……。愛情薄く育ち、カルト宗教の神くらいしか愛してくれる者がいないと思ったせいで、とんだ失敗をやらかした時の悲しみがまだ抜けてないのか。こんなこっちゃ、ダメンマ。マヌケだよ……。
とは言え、いくら過去を嘆いてもオレの腹が膨れるわけでもなけれﾔば、過去が都合よく書き変わるわけでもない。それはそれとして「愛と言う名のウィルス」対策を考えないとならんが、それが分からない。撒き餌としての愛情にしてやられたくらい愛に飢えていたせいで、今なお無駄につらいし。「オレには愛される資格はない」とかいじけてないで、もっと愛し愛されたいよ。
