長いこと絵やマンガを描いている勘定だが、正直上手くなってるか自信がなかった。しかし、長年の積み重ねは決して無駄ではなかった。そう実感出来る事があってね……。んで、あまりにいじけていた過去のオレに、題名のように呼びかけたくなったわけです。そんなにいじけていたのは、距離的に身近な周囲になかなか絵やマンガを描く者がおらんかったのが大きい。それ、２１世紀まで続きましたよ。そんなにオレは嫌われていたのか～？ トホホ。いやいや、ここで愁嘆になっちゃいけねえ。だが、作品を完成させるためのリソースがなかったのか確保しようとしてなかったのか知らんが、いろいろチャンスを棒に振ってはいた……。２０世紀の終わりごろには精神病の症状っぽいのも出てたから、その意味でもリソースは確保出来んかったのかも知れないけど。
いかん、過去からの積み重ねに助けられ、過去のオレをいじけさせる事はないと言う話をしたかったのに、いつもの愚痴に戻りつつある。せっかく絵が上手くなったのになあ。「（マンガ系の）絵を描く」と言う点だけで言えば、今は３０年以上前より恵まれている時代で、その恩恵をオレも受けているんだ。もっと胸を張っていいんだぜ？ 今のオレも。無理解な連中の、心無い声に打ちのめされたのは事実だとして……。
前述の「無理解な連中の、心無い声」を詳述しようとは思わない、気が滅入るだけだからな。書いたところで、オレを攻撃して来た連中に一矢報いられるでもなし。それなら好きな絵を描いた方が、どんなにか。
