走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

スーパーパールライスの恨み

 中学時代、同級生に「スーパーマリオには、スーパーパールライスってアイテムが出るよ」と、大ウソを言われた事があり、それを思い出して恨みが再燃して来た……。当時オレはファミコンを持っておらず、それをからかう……下手すりゃバカにする……ためのウソだったのだろう。同級生が「ファミコンやりに来ないか」と言わず、スーパーパールライスがどうたらと言う事から、その頃の中学でのガキ社会でオレがどう見られていたか知れる。オレも流石にウソだと分かっていたが、すっとぼけるしかなかったけど。

 この話を「あんた、話作ってまへんか?」と思われる方もいるかも知れないが、作り話ならどんなにか。ちくしょー。しかしオレも、こんな事が続いてよくグレなかったもんだ。グレてもろくな事にはならないと感づいていたからなんだけど……って、書いててまた泣けて来ましたよ。

「泣くんじゃないわよ!」
「誰だって泣けて来ます!」

 なんだ今の会話は。さておき、オレがかつてゲーム誌の読者欄のイラスト投稿者にあこがれるようになったのは「何の誰兵衛」であるか以前に、作品で勝負する世界だったからだろうと繰り返し言っていたが、そう思ったのは前述のスーパーパールライスうんぬんなどで、自分以外の何者かにはなれないけど自分が嫌だったからなんでしょうねえ……。今も絵やマンガを描いてるのは、それしかいい意味で構ってもらう術がないからかも知れんし。思いっきり悲しい方向づけだし、絵やマンガを描く事に対し失礼な気もするが……。いかん、これ以上話が続かん。恨みつらみはあるが、むかしほどじゃなくなったし。ただ、常にガキ社会で見下され嫌われ、辛かったのは事実だ。のちに月刊OUT芦田豊雄が「卑屈になってまで、無理して友達になってもらう事はありません。そのうち友達が出来ます」と書いていたのを読むまでは……。DQNやヤンキーとは違った意味でのはみ出し者には、はみ出し者なりの居場所などが必要なのだよ。ゲブ神のンドゥールか。