走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ティアズマガジンから「ドヒュウウウウウ」と来たあああああっ!

 こないだ思うところあって、潤沢に金があるわけじゃないけどティアズマガジン*1を買った。それは結果的に当たりだった。読んでて「ドヒュウウウウウ」と言う、まるで荒木飛呂彦のマンガのような息吹きを感じて、創作に大いに刺激になったからな。旅費の工面が出来んからコミティアには参加出来んものの、掲載されている読み物から、いい刺激をね。前述の「ドヒュウウウウウ」は、その時の衝撃を言語化したものだ。むかし『ドキュメント72時間』の世界堂を扱った回を見た時も思った(下記記事参照)が、世の中に創作したいと思う者はこんなにもいるんだなと。いわゆる二次創作抜きのコミティアからは、それをより強く感じてなあ。二次創作を考慮しなくても受け皿としてはコミックマーケットコミケ)の方が大きいけど、場が違えば雰囲気も変わるもので。

a-katu.hatenablog.com

 しかし今のオレには金も紙の同人誌の在庫を置くスペースもないので、コミティアはおろか同人イベントへのサークル参加は出来ん。それで「創作同人電子書籍」いっせい配信に参加をしているのだが、その企画を立ち上げた「なかせよしみ」(id:y_nakase)氏の同人サークル「まるちぷるCAFE」もコミティアに参加していた。他にも、いっせい配信企画絡みで見聞きした事のある方のサークルをちらほら見たな。あと、ツイッターのタイムラインで時々見たりする方や、同じくツイッターで付き合いのある方のサークルも見たぞ。してみるとオレもまた、創作したい者なんだと。そうでなければ、ティアズマガジンを買ったり、その読み物に刺激や衝撃を受けたりしないか……。

 んで、ちょっと脱線するが「創作同人電子書籍」いっせい配信への参加について。オレは、あの企画に描き下ろし作品で参加してるが、それには理由がある。ひとつは、一次創作同人誌のストックがない事。もうひとつは、締め切りを設けて執筆する癖を付けたかった事。そして、コミケコミティアなどの同人イベントへのサークル参加についてあきらめた事。最後の理由については、前述のとおり金も紙の同人誌を置くスペースもないからとしか。それでも趣味で創作して、作品を世に出したいと思うようになって。「創作して、作品を世に出したい」ってのは、ふたつ目の理由にも繋がるな。書いてみて思ったが。最初の理由だけど、何故か一次創作の同人誌って、ほとんど出してなかったんだよね。1999年に出した同人誌はあったけど、今となっては出来その他に納得いかないし、原稿からのスキャンも出来んし……。くおお。そんなこんなで、最初に参加したのが描き下ろし作品と言うのもあって描き下ろしを続けている。作品がなければどうにもならないので、いい事ではあるんだが、去る今年3月のいっせい配信に参加する予定で描いていた作品が間に合わなかったせいで、今ヒイヒイ言っている。その作品に対する気持ちが、中折れしちまってな……。トホホ。そこをえんえん愚痴ってもしかたないので、次の段落に移る。

 コミティアと言えば、かつてコミックゲーメストに連載されていたG=ヒコロウ氏によるハチャメチャなルポマンガ『みんなはどう?』でも取り上げられ、作中のG=ヒコロウ氏が「おハイソなムウドね」と言っていた。その頃ちょっとボロボロだったオレは「ならばそんなとこ、オレには関係のない話だ……」といじけてしまっていた。しかし前述のようにコミティア参加者も多い、いっせい配信にオレも参加したんだから世の中わからんもんだ。

*1:創作系同人誌即売会コミティア」のカタログ・入場証となる冊子。