走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ぬおお……オレは何をやってやがんだ

 ツイッターでチラ見した『ボクママン』と言うマンガ読みたさに、てれびくん買っちゃいましたよ。何をやってやがんだ、オレは……。マー、人様の物語に触れようとするなら、いいんじゃないとも思うが。いっとき、人様の物語への拒絶反応が酷かったもんなあ……。ボクママンの内容だが、かいつまんで言うと「母と息子が合体変身する超人バロム・1」になります。あと、80年代前半の少年ジャンプのギャグマンガのテイストを感じた……。どこがどうとは言わないけど。

 あと「親子でヒーロー」と言う点だけで言えば、拙作『爆烈戦隊チャレンジャーズ』と被っているが、ボクママンの方が商業誌に載る分、洗練されている気はする。ボクママンに出てくる母親は、能天気すぎではあるが。いや、チャレンジャーズの乗鞍家の方が戦闘マシンすぎかも知れんて……。しかしなー、発想が一部被っていても、転がし方次第で別の内容になるものなのね。別人が描いてりゃ、そうなるけど。こんな風に言うのは、ボクママンに妬いてるのかもな、オレは。そりゃ、妬くわさ板わさ。自分が描こうとしたものを、乗り越えたやつを見たら……。しかも向こうは9ページ。くおお。とは言うものの、オレはオレで描いて行くしかないけど。いや、ボクママンを読んで、逆にふっ切れたかもな。もっとベタな展開でもいいんだと。未就学児童向けのマンガだから、ベタに描いてるのかも知れないけど、それを勘案してもオレの方がベタを恐れすぎていたわい!

 毎号*1追いかけるのはきついが、オレだったらこれからどう言う展開にしようか? とか考えてしまう。1話目の今回は父親が出てないから、父親がラスボスになるとかどうだろう……って、どこのシスの暗黒卿だよ。いや、父親とその実母*2のコンビがラスボスで、父親の実母がボクママンに攻撃される度「ひいいっ! あんた、鬼や!」と泣き言を……それじゃ、ほりのぶゆきの世界だ! あるいは最終回でボクママンがピンチになった時、父親が合体して最強フォームになり、最後の敵を倒すとか。「とか」じゃねえよな。他人の物語にクチバシ挟むより、自作を面白くする事を考えないと……。

*1:最近のてれびくんは合併号が増え、ちょっと月刊誌とは言いがたい。

*2:ボクママンに変身する母親からしたら、夫と姑。