走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

やり場のない苦しみが、異様に続いていたんだなオレは……

 このブログの2010年頃の過去ログを読んでいたら、題名のようにしみじみ思った。最初に入った作業所で疲弊しまくっていたため、恨みつらみに「今以上に」支配されていたのだ。絵を描くのも、苦しかったしねえ。最初の作業所の所長が酷い奴だった上に、作業所のスタッフに相談しても「いいじゃない? 所長の手のひらの上で転がされていれば?」と言う、これまた酷い返事。作業所の外(そと)に面白い事もなく、今以上に食も細かった。相当、追い詰められてたんやね。……書いてて泣けて来た、あの頃サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)みたいな試みが、広島にあったならねえ。サブカルBCだって、クリスタやSNSなど今の時期だからこそ用意出来たものがあっての事だから、今からやるしかないんだけど。話を戻して、2011年に作業所の移籍をしたものの、話の合う相手にも恵まれず、結局移籍した作業所からもドロップアウトサブカルBCに通うまで、ずっとひとりで苦しんでいた気がする。ネットで人とやり取りしてなかったら、完全にお手上げだったろうな。それを思うと、ネットを一概に否定出来んのだオレは。

 「なんでそんなに苦しんでいたの?」と言われても、作業所で内職ばかりやってて、これで余生を終えるのかと思うと、やりきれなかったのが大きい。あの頃は「その内、また働ける」と思っていたのが打ち砕かれ、絶望していたのだ。……ダメだ。書けば書くほど、ますます悲しくなって来る。今はまだいい環境だが、いつ崩れ去るか、転落するかと言う恐怖はあって。それには仕事と言うものがまるで出来ない自分への苛立ちが、90年代からずっと続いていたのも大きい。言えば言うほど辛くなるだけだが、仕事で定収入を得る力がない事へのコンプレックスは酷かったんだよ。行く先々で酷い目にも遭った*1し。サブカルBCが、近年で一番マトモな環境だと思うのは、それ以前が酷すぎたんだっ!

 このままだと、過去に押し潰されて命を絶ちかねない。迂闊に過去を掘り返すもんじゃねえな、失敗した。裏を返せば、今は状況が良くなったんだから過去に溺れるなって事なんだろうけど。

*1:最初の作業所で「働きたいと思ってるの!?」と驚かれたのにも、いまだ納得してないぞ。