走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ファミコン版『アテナ』発売35周年と、拙作『ロボット王女』執筆20周年を記念して

 上図は題名に書いたように、ファミコン版『アテナ』発売35周年と、拙作『ロボット王女』執筆20周年を記念して描いたものだ。1987年の今日がファミコン版『アテナ』発売の日なので、タイミングを合わせてみた。と、書いたあと、急に胸がいっぱいになって書き物が辛く。なんでよと言われそうだが、例によって1987年頃のオレの人生を思い出し、めっちゃ複雑な気持ちが……。もしあの頃、アテナを愛でる仲間がひとりなと身近にいたなら……。繰り言になりそうなんで、ロボット王女の話をする。

 ロボット王女は、20年前に亡き友惟任さんの同人誌に寄稿したマンガが初出だ。20年前のいつ頃描いたかは忘れたので、前述のようにファミコン版『アテナ』の発売日にタイミングを合わせて記念絵を挙げる事に。話を戻して、同人誌に寄稿するネタがなかったので困っていたある日、夢の中に「ロボット王女」の文字が現れ「これだ!」と思い、惟任さんにそこから思いついたロボット王女の設定をふたつ話して、彼の採用した方を基に4コマを描いた。それから20年……。pixivで一枚絵を何枚か投稿したが、そろそろまた新作マンガを描いてもいいかも知れん。一話分ネームはある事だし……って、他の作品はどうするんだ。それらも出来るだけ描きたいんだけど、時間が……。いや、ぐずぐず言ってたら描く時間がますますない。時間を作らんと。ツイッター見てなければ、なんぼでも捻出が出来そうな気もしているが。

 と、書いてて、アテナとロボット王女は、オレの人生の対極にある時期の象徴かも知れんと思った。かたや孤独極まる時期の数少ない支えだったゲームキャラ、かたや(のちに決裂したとは言え)友人と呼べる相手と一緒に作ったオリキャラ。こうして両者を並べて描いたのには、因縁めいたものを感じます。