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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

作品って物は、作る側にとっても一期一会

 この両方のツイートから、かつて書いた「作品って物は、作る側にとっても一期一会」って事(出典は下記記事)に確信を持った。三家本礼氏の言う「今描ける絵」は「今しか描けない絵」と同じ結論だが。

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 んで、オレはいろいろ尻込みしていたので、シガニーウィーバー氏の言う「絵を描く経験値」も足りてない。「絵を描けなかった経験値」は、山ほど積んだけどな。これはいかん、なんとかせんと。とは言え、焦って描いても半ちくなものにしかならんが。とりあえず、描きかけの絵をいくつか完成させなければ……。忙しさは、連休を挟んでひと段落したので。ここで気を付けねばならんのは、過去に描く事を邪魔されたり、絵を破かれたりした過去に耽溺しない事だ。描いてるうちにそれらを思い出して、泣いて暮らしていた時期も長かった*1ものな。ちくしょう。さて、気を引き締め直さんとな。

 と言うか、オレが若かった頃にいろいろ選択ミスをせねば、今頃もうちょっと創作者としてレベルが上だったかも知れんが、それも愚痴……。せめて若い頃、上記ツイートの三家本氏みたいに「カスみたいな奴を気にしすぎて描かないのはもったいない」と言ってくれる人なといたなら、話は違っていたろうに。しかしいろいろあって、今から描かなきゃしょうがないじゃないかと思っている。こう思えるのは、人生の転機があったからなんだが、それも繰り言にするわけにもいかんので、今回は割愛する。だが、2009年から2018年くらいまでのオレは、人生に期待が持てず捨て鉢で、挙げ句の果てに深刻なセルフネグレクトをしていたとは書いておく。2015年くらいからおかしくなったと思っていたが、どうも2009年あたりからいろいろ歪(ひず)みがあったみたいで。その理由は、最初に入った作業所の環境に馴染めなかった事に端を発する。それをオイオイ泣きながら書く事も出来るが、そんな暇はない。もうひとつ言うなら、オレの心のどこかに「絵なんか描いてもどうにもならねえよ……」と言う自己嫌悪もあったみたいで。それは家族や環境が植え付けやがったものだが、今それを嘆いても「絵を描く経験値」になるわけでもないから、これもこれ以上言及しない。これらを克服とまではいかんが、がっぷり四つに組む余裕は出来たみたいだ。そんなこんなで、絵を描かんと……。

*1:それが上述の「いろいろ尻込みしていた」のにも繋がる。